ホメオパシー 癒し

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ヒーリング

日本ではここ何年か、「癒し」ということがキーワードとして頻繁に用いられているように感じられます。ホメオパシーが主張するところの、自然治癒力による症状からの回復は「癒し」を必要と感じている人達にとっては非常に心地良く聞こえるものでしょう。「癒し」は英語ではヒーリングと言いますが、昔は英語でヒーリングと言うと特にキリスト教における祈りによる(広い意味での)「癒し」を意味していたと思います。しかしいまやこの言葉があらゆるところに用いられており、ある種の驚きさえ感じます。世の中はかくも病んでいるのでしょうか。確かに時間に慌しく終われる毎日、生きてゆくために仕事をしているはずが、気がついてみると体に悪いことばかりしてしまっている。こんな状態に気づくと、このままではいけないという焦りすら出てきます。おそらく非常に多くに人々がこのような気持ちで日々を過ごしているのではないかと思われます。

「健康」と「癒し」

様々な健康法やセラピーが「癒し」の効果をアピールする今日、私達はこれらのものに飛びつく前に私達の「癒し」に飢えた状態をよくわかっておく必要があると思います。もし食べるものが無く空腹な日が続けば、誰でも「とにかく何でもいいから何かたべさせてくれ!」と思うでしょう。栄養のある、しかもその人の健康状態に合わせた食事を親切に提供してくれる人がいればいいのですが、必ずしもそうではなく、とにかく手に入るものを何でも食べてしまう可能性のほうが高いでしょう。少々回りくどいようですが、「癒し」を求める心にも同じことが起こりうると思うのです。次から次へと提供される新しい「癒し」の方法や健康法、それらに関連した商品。数え切れないほどのものが世の中にあふれていることは、誰もが気づいていることだと思います。これだけ多くのものがあれば、それらの信頼性はもとより、まず自分たちの消化不良が心配になってこなければならないと思うのです。ホメオパシーをやってみたが、効いたのだかなんだかわからないので別のセラピーを試してみた・・・など、それぞれの方法について深く考え勉強する間もないほどの速さでマーケットは回転してしまっているのです。危険な状態だと思

います。本当に「癒し」を必要としているなら、あえてこのサイクルを断ち切らなければならないと思われます。もちろんそれはどれかのセラピー一つを頭から信じ込むということではないことは言うまでもありません。真に「健康」とは何か、「癒し」とはどういうことか、ということを考えることが必要なのです。

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